融資を引き出す事業計画書に必要な理念。断られる経営者必見!
融資を引き出す事業計画書の書き方についてインターネットで調べてみると、ある1点について驚くほど誰も触れていない。
それこそが融資を引き出すための肝であるにもかかわらず・・・である。
それは何かというと、事業計画書とは『お金儲け』の計画書であるという事。
つまり
『なるほどね!こういう仕組みでお金が儲かるんだな。じゃあ融資すれば必ずお金は戻ってくるし貸した方が得だな』
と、銀行や日本政策金融公庫、信用保証協会、商工中金に思ってもらえるようにすることが事業計画書の目的である。
従って、資金繰りで困っているから何とかしてくれと融資を持ち掛けてくる経営者に貸し出すお金は無いということです。
銀行や金融公庫も当然『お金儲け』のために金貸しをしているわけですから、彼らに儲かる話を持って行かなくては相手にしてもらえないのは当然のことです。
お金儲けの仕組みを説明する
業種によってお金儲けの仕組みは様々だと思いますが、大切なことはその仕組みを聞けば『確かに儲かる話だよな』と銀行や金融公庫に思わせることです。
彼らは融資のプロですが、それぞれの業種については全くの素人なわけです。ですから、お金儲けの仕組みについて門外漢が聞いても理解できるように説明をする必要があるのです。
という訳で、まずは私の『お金儲けの仕組み』を例に挙げて説明してみますので参考にしてみてください。
バカラで1000万円を10日間で稼ぐ方法
バカラで勝つためには、勝てる可能性の高い場所を探す必要があります。
これを優位性と呼びます。あるいはエッジと呼ぶ人もいます。
バカラでは罫線を使うのですが、それを手掛かりに優位性を探し出します。
上の図は、ライブバカラで使われる罫線と呼ばれるものです。
見て頂くと分かる通り黄色の文字で『ここ』と矢印を付けている箇所が2つあります。
それを見ると、青い丸(プレイヤー)が7連勝した箇所と、青い丸(プレイヤー)が6連勝した箇所があります。
これは何を意味しているのかというと、勝てる可能性の高い場所を意味しているのです。
どういうことかというと、同色の丸印が6連勝するのを待ってから、その逆の色に賭ければ勝てる可能性が高いという事です。
ですので、青い丸が6個連続で罫線に記録された時に、赤い丸の方に賭ければお金が増えるという事です。
しかし、青い丸が6個連続で記録された時に赤い丸に賭けても、次もまた青い丸が勝利して7個記録されています。
こういう場合はどうすれば良いのか?というと、マーチンゲール法というカジノゲームで稼ぐための攻略法を使うのです。
マーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは、負けるたびにベット額を2倍にして、連敗しても1回勝てば最初のベット額分が利益になる古典的なベットシステムです。
バカラの場合、青い丸(プレイヤー)に賭けて的中すると配当は2倍ですが、赤い丸(バンカー)に賭けて的中すると配当は1.95倍になります。バンカーの配当倍率が低いのは、バンカーの勝率がわずかに高いので5%が手数料として引かれるためです。
先程、例に出した罫線画像で説明すると、6連続で青い丸が続いたので、赤い丸(バンカー)に5万円をベットとします。
しかし、その次もまた青い丸が出現し青い丸が7連続という状況になり、資金はマイナス5万円になりました。
次も赤い丸(バンカー)に賭けるのですが、ここでマーチンゲール法を使い、ベット額を2倍に引き上げて10万円を賭けます。
すると、次は赤い丸が勝ったので、19.5万円が戻ってくることになります。
つまり、最初に負けた5万円を取り戻したうえに、4.5万円の利益を得ることができたという事です。
これを1セットとして、20回繰り返せば100万円の利益を上げられるという事です。(手数料は考えないものとする)
賭け金の設定について
回数 | 賭け金 |
---|---|
1回目 | 5万円 |
2回目 | 10万円 |
3回目 | 20万円 |
4回目 | 40万円 |
5回目 | 80万円 |
賭け金についてですが、5回以内に予想を的中させれば5万円儲かる賭け方にしています。(バンカーに掛けた時の手数料は考えないものとする)
ですので、20回勝てば100万円を稼ぐことができます。
そして、これを10日間続ければ1000万円を稼ぐことができるのです。
しかし、5回連続で負けた時は、155万円の資金を失うことになりますが、次に説明する優位性を知ることでカバーする方法があるということが分かります。
優位性の実証
同色の丸印が6回続いてから、逆の色に賭けるのが優位性と定義しましたが、マーチンゲール法が破綻する場合もあります。
例えば、上の図はゲーム開始から青〇が16連勝しています。
青〇が6個続いてから、赤に賭けたところ、5連敗をしてしまいました。
このような事象が発生すると、マーチンゲール法でベットした資金である155万円は失われることとなります。
ここで考えたい事は、マーチンゲール法が破綻する確率は何回に1度発生するのか?という事です。
私が過去にこの方法で遊び続けた統計で言いますと、約50回に1度の割合で破綻するというのが分かりました。
つまり、50回の勝負のうち49回5万円を獲得し、1度155万円を失うという計算です。
つまり、1回のゲームで獲得できる金額の期待値は
98%×5万円-2%×155万円=+1万8000円
と、求めることができます。
この数字で1000万円を割ると、555.555・・・と続きます。
ですので、556回バカラをすると1000万円を獲得できる計算になり、これを10分割すれば、1日に100万円を稼ぐために必要なバカラの回数が求められるという事です。
従って、1日に56回バカラをすれば100万円を獲得できるという事です。
過去の統計は未来を保証するものではありませんが、このようにしてバカラで利益を出しています。
儲け話をすれば融資は引き出せる
上で説明したバカラで1000万円を10日間で稼ぐ方法はあくまでギャンブルの話なので鵜呑みにしないでください。
しかし、内容を読んでどのように感じましたか?
『あれ?これって儲かるよな』って思いませんでしたか?
この感覚を、自分の事業計画書に置き換えて銀行や金融公庫に伝えることができれば融資は簡単に引き出すことができます。
それなのになぜかみんな『お金儲け』の話をしないのです。当然ですが、そんなことでは、銀行や金融公庫は融資を断りますよね。
だって、儲かる根拠がないんですから。
彼らは、儲け話には絶対に乗ってきます。あとは本当にそれが儲かるのか?という根拠の提示が必要になりますが、それも一緒に事業計画書に盛り込めば間違いなく融資を受けられます。
机上の空論という言葉がありますが、それすらできなければ現実の世界で利益を出すというのは不可能です。
ですから、紙の上で利益を出す仕組みをまずは作り上げることが大切なのです。融資の話はそれからです。
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