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販路開拓・販路拡大の事例は成功者のそれを真似ればよい

書籍『ある日突然40億円の借金を背負う―それでも人生は何とかなる。』の表紙画像。

販路開拓・販路拡大の事例は、それを成功させた人の事例を真似るのが手っ取り早いです。

その方法が『一転突破・全面展開』という方法です。

この方法は、元キリンビールで営業をしていた湯沢剛氏が自身の著書『ある日突然40億円の借金を背負う-それでも人生は何とかなる』で紹介していたものです。

本の内容を引用すると

どんなに相手が強い地域でも、シェアが100%では無い以上、全員がX社のファンという訳ではない。アンチは必ず存在するはずである。

私はそう考え、とにかく一店舗でいいから味方を作ることに努めた。その酒屋さんに行けば私のようなものでも温かく迎えてくれる・・・という酒屋さんを探し出し、拠点にすることで、徐々に協力的な酒販店を拡げていくことができた。

八方ふさがりの中では、何でもいいのでうまくいっているものを一つ作る。そして、それを横に展開していく。これが後に役立った。

ある日突然40億円の借金を背負う-それでも人生は何とかなる 55ページより

とあります。

もし今、販路開拓・販路拡大で困っているのなら、まずは自分の拠点となるお店を一店舗だけでいいので見つけることが大切。

そして、そのお店の店主と仲良くなれば、店主が別の店主に自分を紹介してくれるかもしれません。

そうなれば、湯沢剛氏が本の中で記していたように、一転突破・全面展開という作戦が上手く機能し、販路開拓・販路拡大に繋がります。

まずは自分の味方となってくれる顧客を見つけ出すことです。

結局大切なことは『人との繋がり』ということです。ですから、まずは自分の味方となってくれる人を作ることが販路開拓・販路拡大の基礎と言えるでしょう。

ビジネスでは『徹底的にパクる』ことが大切といわれています。ですから、上手く行った人の方法は徹底的にパクって自分のビジネスに取り入れていけば上手く行くはずです。

それにしても40億円を16年で返済するってとんでもないなと思いました。経営者なら一読する価値のある本だと思いますし、借金返済で困っているなら、この本から沢山学ぶことがあるのでお勧めです。

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